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国民新党、消えた。 [政治]

12/3 フジテレビの討論にて・・・みんな、大地、国民新党参加

国民新党
自見代表登場。

保守政党として民主自民と一線を画す発言があるかどうか注目してみていました。

新党大地に続き、相変わらずで、残念。
新自由主義、新保守主義の否定をするのは意見としては別にいいんだけど、
郵政民営化反対を未だに「勲章」だと思っていて、それが公務員改革の足かせに
なったという思いは全くない。既に郵便局の集配業務はかなりオープンになっていて、
彼らが何を停めたのか、何を手柄だったと思っているのかさっぱりわからない。
ここ数年郵便局が丁寧できれいになったのは間違いない。これは彼らの手柄ではない。
彼らは反改革派、守旧派という象徴。

亀井党首下で金融円滑化法をやったけど、あれもひどい。
「金を返せなくなった人を助けた」
といえばとおりはいいが、
「金を返してもらえるはずだった人が返してもらえなくなった」
ということでもあるのだ。
実際円滑化法に乗っかった人たちは最終的に倒産した人が多いことも判明している。

つまり、金融機関に「預けているだけ」の人(すなわち貸主)からすれば、
貸倒れリスクと損失を背負わされたということ。

また、金融円滑化法で商売が続けられたことを隠して商売を続けている会社と新規の商い
を始める側にとっては、「大手銀行と継続的な取引を続けている」ことが取引開始の
ファクターにもなることもありうるのだ。つまり延命が他人を巻き込んだケースは少なくない
はずだ。
こんなふざけた政策、法が新自由主義からの保護だとでもいうのか?

そして、今回のテレビ討論。
選挙結果次第で、民主とでも自民とでも連立を組むと言っている。
自見代表はそれは政策実現のための手法だ今日も強弁していた。

TPPは反対で新自由主義にも反対。金融円滑化は上記のとおり。
民主はTPP参加を踏み絵にしているし、自民は基本的に新自由主義だ。

これまでの国民新党の政策は明らかに政権との違和感がある政策だったし、
政権に必要な議員の「数」と引き換えに通した法案ばかり。

私は、他の党の項でも書いているが、キャスティングボードを握った
政党に左右されるような政治はよくないと考えているし、そういう政党が大嫌いです。
国民新党は前回改選以降すべてそのような戦略で、「勲章」と「生存」ばかり強調してきた
政党です。政策も全く関心しません。

今回の討論を見て、新党大地は嫌悪感が先行して「投票したくない」と思った政党だけれども、
国民新党は具体的なこれまでの政策+行動にプラス今回代表が強弁した与党連携思想と合わせ
全てにおいて冷静に判断して断じて投票しないと言い切りたい。

反改革、守旧派。政策X、手法X、与党ぶら下がり、2週間後の近未来不明。どうして投票できましょう?
消えました。惨敗、解党希望。
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