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争点:トンネル事故に思う公共事業 [政治]

今回のトンネル崩落事故。
落ち度がなく予測不能なことで人が多数亡くなるというのは痛ましいし、ショッキングな事故でした。

さて、本ブログは選挙についてでありますのでそれに関して思ったことを少々。
「なんでもつなげるな!この非道!」と言われるかもしれませんが覚悟の上で。

今回で思い出さされたことは、大量に国家的公共工事でモノを作ると未来に莫大な
メンテ費用がかかるということ。
それは金を回す、ということにもなるんだけど、財布は一つだから限度がある。
築35年の鉄筋コンクリート造りの建物に瑕疵がでてきても何の不思議はないし、
70-80年代に建てられたものが次々とそういう時期を迎えると言うことを考えなければならない。

こういうことを考えると公共工事を歯車に経済を回そうとする政治は
永久機関を動かし続けるようなものだと言う気がする。
単純に「経済は成長させれば破綻しない、成長させない政権だからダメ」という理論に乗っかっている
ように思える。
理屈で行けば「公共工事で成長させれば破綻しない」となるのだけれど、
資本主義で財政に不安がなく保たれている国を探すのは非常に難しい。
ということは実証的には成長には限界があることを知らねばならないのではないか?

日本新党は
「モノを増やすのではなく補修に金をかけよう」
と言っている。
今回の事故で、なるほどと思わされた。
確かに新たなモノを作って古いものを壊していく余裕は日本にないような気がする。
公共工事=経済対策の政党には注意しなければならない。

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