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選挙とマスコミ [政治]

選挙公示になって、本当に情報がなくなった。
たまたま会う候補者や演説で話はかじれるけれども、
テレビというメディアでの報道が究極的に減ったことを感じる。

政見放送と行ってもゴールデン(要は人が家にいる時間)
にはやらないし、候補者の声はマスコミが強烈に自粛している。
つまり、仕事から家に帰ってきても、誰が何をやりたいのか
見るべきメディアがない。

情報を自分から取りに行けばいいじゃないか、とパソコンを開いてみても
公示後のHP更新は原則禁止(ムード)で、リアルタイムの声や他党の政策への反論は
一切見られない。

橋下市長がつぶやきをやめない、と言っているが当然であろう。
彼は弁護士だから「自粛」する必要のない分野はわかっているはずだ。
となれば、新聞やテレビは何をしているのだろう?

立候補者の公示があったら名前の一覧を書く。
誰が何を語ったとか、リアルタイムの論戦は載せない。
予想を12日間やり続け、結果を発表する。

出走者が決まりました。
本誌予想はこうこうです。厩舎の内部情報は公にはできません。
レースの結果はこうでした。

競馬新聞並みの報道である。
マスコミ主導の情報封殺である。法律的にはやったらあかんとはなってないから、
マスコミによる封殺と行ってもいい。マスコミ・ルールズ・OKだ。

中選挙区の頃は小政党や無所属候補者がたくさんいたから
大政党との公平性が必要だ、ということになっていたが、
今は仮にも政党中心を謳っていて、しかも政党と認めているのは
国会議員5人と前回得票率2%という高いハードルが仕掛けられている。
つまりは実質その時点でそれ以下の政党(あえて政党と書く)や無所属
の間には相当な不公平性があるわけで、テレビを活用したり、
インターネットを活用することが不公平性を悪化させるとは思えない。

むしろ、WEBでリアルタイムな情報を流すことを大っぴらに許可すれば
公平性の是正につながると思うのは私だけだろうか。

街頭演説や演説会以外に候補者の声を能動的に聞けない状態こそ違憲状態だと思う。
マスコミは旧時代の「公平性を保つ自粛」というものの形を早急に替えなければならない。
WEBというマスコミの最大のライバルが解放された時にマスコミはそれでも現在の「良識」を維持し
沈黙し続けるというのか?
あるいはマスコミが情報独占する為にWEB情報を規制でもしているのだろうか?
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