日本維新の会

増税　　　　◎：地方税化、地方の取り分の明確化が条件
原発　　　　△：石原ｘ橋下に違い。橋下が譲った。
ＴＰＰ　　　　◎：賛成
地域分権　◎：霞ヶ関打破、地域主権、道州制。
官僚打破　◎：上記同様党是。
憲法　　　：石原/憲法破棄　橋下/憲法改良と別れる。
外交　　　：対外的に強固な姿勢。「強硬」とはいえない。
経済対策：自由主義、小さな政府。新しい

総合
今回の選挙の争点はすべてこの勢力が提起したものといっていい。
原発、憲法に齟齬はある。しかし、どの党にもある問題。
私は原発反対については一歩後退とみるが、憲法問題が議論されることについては
後退と見ていない。むしろ企業献金を容認したことが一番残念。関西電力にものを言
ってきた橋下氏の政治家としての価値が崩れてしまわないか心配。

国家としての体をなす外交、統治機構、自由主義など総論は一貫。
石原、橋下両氏とも首長としての経験、そして実績ともに十分。

問題は3つ。
橋下氏が提起している通り、知事と違い権力が直接公選じゃないところ。
どこまでやりたいことが出来るのか。どこと組んでどう妥協してしまうのか。
なにがしかの妥協は必要悪とはわかっていても、純化してきたものが鈍化するさまは
見たくないところ。

もう一点は立候補者。誰が出てくるのか全然わからない点。
最終的には上位立候補者と自分の選挙区の立候補者次第。
参院選も控えているし、トップの求心力が強いので民主党ほどばらばらにはならない
とは思うが、よくよく見ないとなんじゃこりゃ、という小沢ガールズの二の舞みたいな
候補者に投票しかねない。

心配は石原氏が年齢的な事情や健康上の理由などで離脱した時、立ちあがれ系の
重鎮が本当に橋下氏に従うのかというところ。
彼らが党を分断するトリガーになるまいかと恐れている。

期待しすぎてはいけないとは思いつつもどちらか比例、選挙区のうち１票は投じても
いいかとは思う。最終的には上位立候補者と自分の選挙区の立候補者次第。
流動的なものがどうなるのか。未知数な点は山積している。細心の注意はいる。

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