自民党

増税　　　　◎　：相変わらずのばらまき体質が残っている。何のための増税かは無視。
原発　　　　◎　：財界の不安解消、既得権電力業界の圧力があるため脱原発は表明しないだろう。
ＴＰＰ　　　　△　：交渉参加方向であるが農業族が多く、国益の最大化が図れるかどうか。
　　　　　　　　　　　ただ、利益、権益誘導は得意だから偏りながらも参加するだろう。
地域分権　Ｘ　　：ない。既得権益を持ち過ぎているから改革は不可能。そういう意味では全くの守旧。
官僚打破　Ｘ　　：ない。ただ民主党との違いは、既得権の為なら何でもするから官僚に頭を下げるくらい屁で　　　　　　　　　　　もない。適当に持ち上げて利用。そのためにはあえて打破しないだろう。
その他
憲法　　　：解釈に頼らず改正に積極的である点は評価できるが、実現は難しい。この４年の争点には弱い。
外交　　　：各国にパイプが多いこと、民主のようないい加減な弱腰にはならないとは思われる。
経済対策：ばらまき・ツケ先送りが基本政策。本格的にブレインを入れて政策を練らないと体質は古いまま。


総合：
ばらまき体質、既得権益、中央集権、官僚利用。
保守、というより全くの守旧。力はあっても全く新しさはないから、改革は期待できない。
これまで小泉時代を除いて、この党が改革をしているように見えるときは大体バーターで
どこか穴があいていて腰砕けばかり。ただ、河野太郎氏のような改革派も抱え続けているので
風向きによってはそういう人の政策が前に出てくる可能性はある。
外交問題、対中政策、憲法には強く、反民主党として投票する価値はあるが、
反民主票投票にはもっとも注意と真剣さがいる政党。
というのは単なる保守を求めすぎると、結果単なる守旧・反動政治になりかねない。
圧勝がそのような４年間を生む可能性があり、公約（妥当性や後退がないか）や小選挙区の人物には
十分注意をしてほしい。

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